脳性麻痺(まひ)当事者ヒロヤスが感じる疲れやすさ

脳性まひ

脳性麻痺(まひ)疲れやすさについて

「なんだか前より疲れやすくなった気がする」
そんな感覚を持ったことはありませんか。

脳性麻痺(まひ)のある当事者にとって、疲れやすさは健常者の方よりも感じやすいものかもしれません。年齢を重ねるにつれてその質や重さが変わってくることがあります。

ぼくヒロヤスもその一人で、30代半ばを過ぎた頃から、これまでとは違う疲れを感じるようになりました。単に体力が落ちたというよりも、身体や気持ち、そして置かれている環境など、さまざまなことが重なっているように感じています。

今回は、脳性麻痺当事者であるヒロヤスが、実際に感じている「疲れやすさ」について、その背景にあると思うことを整理してみたいと思います。

30代半ばから感じ始めた変化

30代半ばを過ぎた頃から、以前よりも明らかに疲れやすくなったと感じるようになりました。40代になった今では、その感覚はさらに強くなっています。

若い頃は、行け行けゴーゴーでまだ動けていた、出来ていたことも同じようにしようとしていても体への負担が大きくなっているように感じます。ただ単に年齢を重ねたからというだけではなく、脳性まひという特性も関係しているのではないかと感じています。

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社会的ストレスが積み重なる日常

日々の生活の中で感じる社会的なストレスも、疲れやすさの一因になっていると感じています。

周囲に合わせることや、環境に適応しようとする中で、知らず知らずのうちに気を張っている時間が長くなっているのかもしれません。特に、外出や人と関わる場面では、身体だけでなく気持ちの面でもエネルギーを消耗している感覚があります。

こうした積み重ねが、目に見えない疲労として溜まっていくんだろうなだと思います。

人間関係による見えない負担

人との関わりの中で生まれるストレスも、無視できないことだというふうに思います。

相手にどう思われるかを考えたり、自分の状態をどう伝えるか悩んだりすることは、想像以上にエネルギーを使います。

 特に脳性まひの場合、外見だけでは分かりにくい疲れやしんどさがあるため、理解してもらえない場面に直面することもあります。

そのたびに説明したり、気を遣ったりすることが重なり、気づけば大きな疲れにつながっているように感じます。

筋緊張の変化と身体への影響

身体の面では、筋緊張の変化も大きな要因の一つです。

以前よりも身体に入る筋緊張のパターンの変化を感じたりすることが増えてきました。その影響で、日常の動作1つひとつにかかる負担が大きくなり、結果として疲れやすさにつながっているように思います。

同じ動きをしているつもりでも、身体の中ではより多くのエネルギーを使っているのかもしれません。

関心や好奇心の変化

以前は興味を持てていたことに対して、関心が薄れてきたと感じることもあります。

新しいことに対する好奇心が減り、行動に移すまでのハードルが高くなっているように感じます。こうした変化は気持ちの問題だけでなく、疲れやすさとも関係しているのではないかと感じています。

何かをやろうとする気力自体が落ちているような感覚があり、それもまた日常のしんどさにつながっています。

福祉制度へのもやもや

福祉制度に対するもやもやした気持ちも、心の疲れの一因になっています。

制度を利用する中で感じる不便さや分かりにくさ、思うようにいかない現実に直面するたびに、気持ちが落ち込むことがあります。本来は支えになるはずの仕組みが、時にストレスの原因になってしまうこともあります。

こうした積み重ねが、身体的な疲れとは別の形で心に影響を与えていると感じています。

さまざまな要因が重なって生まれる疲れやすさ

こうして振り返ってみると、疲れやすさの原因はひとつではなく、さまざまな要因が重なっていることに気づきます。

社会的なストレス、人間関係、身体の変化、気持ちの変化、そして制度への違和感。それぞれが少しずつ影響し合いながら、今の「疲れやすさ」につながっているのではないかと、脳性麻痺当事者のヒロヤスは感じています。

以前と同じようにできないことに戸惑うこともありますが、自分の変化を受け止めながら、無理のない形で日々を過ごしていくことの大切さを感じています。

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