2026年4月22日、島根スサノオマジックはアウェー・ハピネスアリーナで西地区首位の長崎ヴェルカと対戦しました。結果は74-106。スコアだけ見れば完敗です。
ですが、この試合は「大敗」のひと言では片づけられないゲームだったと、ぼくは感じました。
なぜなら、島根は試合前から思わぬアクシデントが重なりました。
まず、インサイドのダマ・ムッサ選手が負傷離脱しました。マカドゥ選手がいない中でこれは長崎の高さを相手にするうえで、あまりにも痛かったと思います。それに加えて最強の6番手だとぼくが思っているコティ・クラーク選手もコンディション不良で欠場。そしてさらに追い打ちをかけたのが、どうやら航空便欠航による移動トラブルがあったようで、ただでさえ厳しいアウェーゲームで、コンディション調整も難しい状況。そんな「満身創痍」の状態で、首位チームに挑むことになりました。この日の試合は、外国人選手がニック・ケイ選手1人での試合でした。
第2クォーターで崩れた試合
第1クォーターは、スリーポイントシュートなどを決めたりして19対23。
島根はよく食らいついていたと思います。長崎の強さを考えれば、十分勝負になっていた入りだったと思います。ただ、勝負を分けたのは第2クォーターでした。この10分で試合が大きく傾きました。やはりムッサ選手がいなかったことによってゴール下を守りきれず、リバウンドでも後手に回ってしまいました。結果的に長崎に主導権を握られ、一気に突き放されました。
今季でも屈指の失点となったのは苦しかったですが、それでも選手たちは下を向くことなく最後までプレーをやめなかった姿勢には、島根らしさを感じました。
苦しい中で光った3人の奮闘
こういう試合だからこそ、個人の意地が見えました。ぼくが特に印象に残ったのはこの3人です。
ニック・ケイ、孤軍奮闘の15得点
インサイドで体を張り続けたのはやはりニック・ケイ選手でした。この日は、15得点、7リバウンドという奮闘ぶりでした。ムッサ不在で負担が増す中、踏ん張り続けた姿は頼もしかったです。数字以上に、「戦う背中」を見せてくれたと思います。
納見悠仁、攻撃の糸口を探り続けた14得点
苦しい流れでも納見選手は攻める姿勢を崩しませんでした。
14得点5アシストと、停滞しがちな時間帯で、何とか流れを変えようとしていたのが伝わってきました。
簡単な試合ではなかったからこそ、価値のあるプレーだったと思います。
上田隼輔選手、逃げずに仕掛けた10得点
この試合で印象的だったのは上田選手で積極的にアタックして10得点でした。「逃げずに自分から仕掛ける」その姿勢が見えたのが良かったと思います。こういうチャレンジが、来季にもつながるはずです。
ボジッチHCが語った「我慢強さ」
試合後、ペータル・ボジッチHCは選手を責めたりはしなかったようです。難しい状況でも、最後まで我慢強く戦ったことを評価されているようです。
これは、選手たちにとっては大事なメッセージだと思います。大敗の後は、どうしても結果だけで見てしまうものですが、でも、こういう試合で見えるメンタルや姿勢もあると思います。ぼくも、そこは前向きに受け止めたいと思います。
次はホーム茨城戦 島根の意地を見せたい
CS進出の可能性は消えています。だからこそ、残り試合には意味があると思います。それは、来季につながる戦い。そして、ブースターへ勝利を届ける戦いでもあります。
4月25日、26日はホームで茨城ロボッツ戦。長崎で味わった悔しさを、ここでぶつけてほしいと思います。
「一人ひとりの積極性」これが長崎戦で見えたキーワードなら、次はそれを勝利につなげてほしいと思います。
苦しいシーズンでも、島根はまだ終わってはいないです。島根の底力をみせてくれるとぼくはそう信じて、次も応援します。
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