脳性麻痺の原因で最も多いのは?当事者ヒロヤスがわかりやすく解説

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この「ヒロスタジオから見える世界」ではこれまで脳性麻痺の症状やリハビリ、装具、二次障害について書いてきましたが、今回は「脳性麻痺の原因で最も多いものは何なのか?」ということについて、ブログ記事を書いていこうと思います。

脳性麻痺と診断された子どもの保護者の方や、脳性麻痺について調べている方の中には、

「脳性麻痺の原因は何だったの?」
「出産のときに何か問題があったの?」
「遺伝する病気なの?」

と疑問を持つ方も多いと思います。

ぼくヒロヤスも脳性麻痺の当事者として今も生活を送っております。今回は一般的な医学的な情報と、これまでの経験も交えながら記事を書いていこうと思います。

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脳性麻痺とはどんな障がい?

脳性麻痺とは、発達途中の脳が何らかの原因で損傷を受けることで起こる運動障がいです。

筋肉の緊張が強くなったり、身体を思うように動かせなかったり、バランスを取ることが難しくなったりします。

脳性麻痺は進行性の病気ではありません。

ただし、成長や加齢によって症状の変化や二次障害が起こることがあります。

脳性麻痺には、

・痙直型
・アテトーゼ型
・失調型
・混合型

などのタイプがあります。

ぼくヒロヤスは痙直型の脳性麻痺で、筋緊張が強いことが特徴です。

脳性麻痺の原因で最も多いのは早産や低出生体重児

現在の医学では、脳性麻痺の原因として最も多いとされているのが、早産や低出生体重による脳へのダメージです。

赤ちゃんはお母さんのお腹の中で成長していきますが、予定より早く生まれると脳の発達がまだ十分ではありません。

そのため、

・脳出血
・脳室周囲白質軟化症(PVL)
・低酸素状態

などが起こりやすくなります。

特に未熟児として生まれた赤ちゃんは脳がとてもデリケートな状態であり、わずかなトラブルでも運動機能に影響が出ることがあります。

近年は新生児医療の進歩によって救命率が向上していますが、その一方で超低出生体重児として生まれた子どもが成長後に脳性麻痺と診断されるケースもあります。

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ぼくヒロヤスも未熟児として生まれました

実はぼく自身も未熟児として生まれました。

出生体重は1810グラムでした。

一般的な新生児と比べるとかなり小さく生まれています。

生後しばらくして発達の遅れが見られ、1歳になる前に脳性麻痺と診断されました。

その後はボバース記念病院や療育施設でリハビリを受けながら成長してきました。

もちろん、すべての未熟児が脳性麻痺になるわけではありません。

しかし統計的には、早産や低出生体重は脳性麻痺の大きなリスク要因として知られています。

ぼく自身の経験を振り返っても、「未熟児として生まれたこと」が大きく関係していると感じています。

出産時のトラブルだけが原因ではない

昔は脳性麻痺の原因は出産時の医療事故や分娩トラブルだと考えられることもありました。

しかし現在では、その考え方は大きく変わっています。

実際には出産時だけではなく、

・妊娠中の脳の発達異常
・胎内感染
・早産
・低出生体重
・新生児期の脳出血

など、さまざまな要因が関係しています。

脳性麻痺の多くは出産前から出産直後までの期間に発生していることが分かっています。

そのため、必ずしも誰かの責任によって起こるものではありません。

保護者の方の中には「自分のせいではないか」と悩む方もいますが、そのように自分を責める必要はありません。

遺伝が原因になることはあるの?

脳性麻痺は基本的に遺伝性疾患ではありません。

ただし近年の研究では、一部のケースで遺伝子の異常が関係している可能性も報告されているようです。

しかし全体から見ると、その割合は決して多くありません。

多くの場合は脳の発達過程で起こるトラブルが原因となっています。

そのため「脳性麻痺だから必ず子どもに遺伝する」というわけではありません。

原因を知ることは将来につながる

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脳性麻痺は治る障がいではありませんが、適切なリハビリや支援を受けることで生活の幅を広げることができます。

ぼく自身も幼少期からリハビリを続け、PCW歩行器で歩く練習をしたり、短下肢装具を使ったりしながら成長してきました。

現在は電動車椅子を利用していますが、ブログを書いたり、バスケットボール観戦を楽しんだり、自分らしい生活を送っています。

原因を知ることは過去を振り返るためだけではありません。

脳性麻痺について正しく理解し、今後どのような支援やリハビリが必要なのかを考えるきっかけにもなります。

まとめ

脳性麻痺の原因で最も多いとされているのは、早産や低出生体重による脳へのダメージです。

ぼくヒロヤスも未熟児として生まれ、脳性麻痺と診断されました。

しかし脳性麻痺の原因はひとつではなく、妊娠中から新生児期までのさまざまな要因が関係しています。

大切なのは原因だけに目を向けるのではなく、これからどのように生活していくかを考えることです。

脳性麻痺があっても、自分らしく暮らし、自分の好きなことを続けることはできます。

この記事が、脳性麻痺について知りたい方や、ご家族の参考になればうれしいです。

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