福大大濠がインターハイ制覇!脳性麻痺のヒロヤスがバスケットLIVE画面越しに震えた北陸高校との頂上決戦

バスケットボール

大濠高校がインターハイの頂点に

全国高校総体(インターハイ)バスケットボール男子は、福岡大学附属大濠高校の9年ぶり5回目の優勝という感動的な結末で幕を閉じました。

決勝戦のカードは、昨年のウインターカップ王者である福岡大学附属大濠高校(福岡)と、伝統校として20年ぶりの頂点を狙う北陸高校(福井)の一戦。高校バスケットボール界を牽引する名門同士の激突に、試合前から胸が高鳴っていました。

ぼくヒロヤスは脳性麻痺という身体的なハンディキャップがあるため、現地まで応援に行くことは簡単ではありません。しかし、こうして「バスケットLIVE」の配信を通じて、全国トップクラスの高校生たちが繰り広げる最高の勝負をリアルタイムで観戦できる環境には心から感謝しています。今回もPC画面の前で熱い声援を送りながら、この歴史的一戦を見届けました。

序盤から主導権を握った福大大濠の攻撃力

試合は序盤から福大大濠が試合のペースを握る展開となりました。第1クォーターを22-18とリードで終えると、第2クォーターではさらにギアを上げ、北陸を引き突き放しにかかります。

この展開を中心となって引き寄せたのが、2年生の白谷柱誠ジャック選手でした。内外を問わない圧倒的な得点力を発揮し、前半だけで3ポイントシュート3本を含む19得点を記録。北陸の守備陣に的を絞らせない多彩なオフェンスでチームを勢いづけました。

前半を51-32の19点リードで折り返した福大大濠は、コート上の選手全員が連動したテンポの良いバスケットボールを展開し、王者たる立ち振る舞いを見せつけました。画面越しにもその圧倒的な勢いがビンビンと伝わってきて、観戦している僕自身も思わず力が入りました。

意地を見せる北陸高校と大濠の堅守

一方の北陸高校も、ただ手をこまねいていたわけではありません。後半に入ってもタイトなディフェンスから得意の素早いブレイク(速攻)を狙い、反撃の機会をうかがい続けます。

留学生のベンジャミン選手がゴール下で12得点13リバウンドとダブルダブルの活躍を見せ、キャプテンの岩門和樹選手もチームを鼓舞して果敢にアタックを仕掛けました。最終クォーターでは須藤祐海選手が3ポイントシュートや技ありのダブルクラッチを決めるなど、北陸伝統の勝負強さと粘り強さを存分に発揮します。

しかし、福大大濠の集中力は最後まで途切れませんでした。中村文哉選手をはじめとするガード陣が着実にフリースローやアウトサイドシュートを沈めて追い上げを許さず、北陸の反撃の芽を摘み取っていきます。チーム全体で強度の高いディフェンスを維持し続けたことが、相手に流れを渡さなかった最大の要因でした。

85-62でタイムアップ、9年ぶりの頂点へ

最終クォーターの終盤まで攻勢の手を緩めなかった福大大濠。最後は北陸の緑川晴斗選手に3ポイントシュートを沈められたものの、リードを守り切り85-62の23点差でタイムアップを迎えた瞬間、僕は画面の前で大きな感動に包まれました。

福大大濠にとっては、2017年以来となる9年ぶり5回目のインターハイ優勝です。昨冬のウインターカップ優勝に続き、全国大会2連覇という偉業を成し遂げました。

苦しいトーナメントを勝ち抜き、決勝の舞台でここまでの完成度を見せた福大大濠の選手たちとスタッフの努力には、惜しみない拍手を送りたいと思います。また、最後まで諦めずに前へ出続けた北陸高校の戦いぶりも本当に素晴らしかったです。

おわりに

今回の決勝戦は、単なる得点差以上に福大大濠の層の厚さと試合運びのうまさが際立ったゲームでした。特に下級生でありながらチームを引っ張った白谷選手の存在感や、苦しい場面でミスをしないチーム全体の精神力は、今後の高校バスケ界にとっても大きな脅威となるでしょう。

コート上で青春のすべてをかけてボールを追いかける選手たちのエネルギーは、自宅で観戦している僕自身にもたくさんの元気と勇気を与えてくれました。

夏の頂点を極めた福大大濠が、冬のウインターカップでどのような戦いを見せてくれるのか。そして敗れた北陸高校が冬に向けてどのような雪辱を果たしてくるのか。高校バスケットボールの次のストーリーから、これからも目が離せません。両チームの選手・スタッフの皆さん、素晴らしい決勝戦を本当にありがとうございました!

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