脳性麻痺(まひ)痙直型について

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今回は、脳性麻痺(まひ)の種類の1つである、痙直型(けいちょくがた)について当事者のぼくヒロヤスの視点と分かっている範囲にはなりますが、このブログにまとめていきたいと思います。

脳性麻痺(まひ)痙直型について

運動機能に関係する脳の場所である、主に、大脳皮質(だいのひしつ)という場所が障害される場合に起きていると言われています。このことにより、筋肉がこわばり硬くなるというの信号が強くなることで、筋肉が常に強く緊張した状態(痙縮)になります。このことで、動きがぎこちなく、硬直した状態になります。

主な特徴は

痙直型のまひの症状にも特徴があります。

  • 片麻痺型: 体の右側または、左側どちらかの腕と脚にまひの障害が出ます。
  • 両麻痺型: 主に両脚にまひがの障害が出ます。腕にも軽度の影響が出ることがあります。
  • 四肢麻痺型: 四肢すべて(両腕と両脚)が最も重度に障害となり体幹や顔面にも影響が及ぶことがあります。

共通する症状には、筋肉の硬直、関節の可動域制限、歩行困難、バランスの問題などがあります。また、反射が過剰になることも特徴です。

治療と管理

脳性まひ痙直型の、筋緊張のコントロールと日常生活動作(ADL)の維持や改善によく使われる方法は次のとおりです。

  • 理学療法: 筋肉のストレッチ、筋緊張のコントロールや強化、関節の可動域維持をします。
  • 作業療法: 日常生活動作(食事、着替えなど)の改善を支援します。
  • 装具療法: サポートやアライメントの改善のために装具を使用します。
  • 薬物療法: 痙縮を軽減するためにボトックス注射や場合によっては、薬(筋弛緩剤など)が処方されることがあります。

まとめ

脳性まひの痙直型には、適切な治療と支援によって、筋緊張のコントロールがうまくできて生活の質(QOL)の向上することができると思います。

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