【ヒロヤス観戦記13】島根スサノオマジック対広島ドラゴンフライズ|岡田侑大復活と激闘の中

バスケットボール
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日程: 2025年12月13日(土)・14日(日) B.LEAGUE 2025-26シーズン

会場: カミアリーナ出雲(島根県)

対戦: 島根スサノオマジック vs 広島ドラゴンフライズ

島根スサノオマジックのホーム、カミアリーナ出雲で行われた広島ドラゴンフライズとの「中国ダービー」。

エース岡田侑大選手の出場停止による不在という波乱の幕開けとなった第1戦と、復帰後の爆発力が光った第2戦。1勝1敗で幕を閉じた熱狂の2日間を、現地ブースターの視点で振り返ります。

カミアリーナ出雲に渦巻く熱気とプライド

2025年12月半ば、冬の寒さが本格化する島根県出雲市ですが、この週末のカミアリーナ出雲だけは別世界の熱気に包まれていました。

対戦相手は、同じ中国地方に本拠地を置くライバル、広島ドラゴンフライズ。いわゆる「中国ダービー」です。

互いのプライドがぶつかり合うこの一戦は、スサノオマジックブースター(ファン)にとっても、絶対に負けられない特別な意味を持ちます。アリーナを埋め尽くすスサノオブルーのジャージ。ティップオフの前から最高潮のボルテージで選手たちを迎え入れました。

【第1戦】12/13(土):エース岡田不在の試練とポゼッションの差

初戦となる土曜日の試合、コートに島根の絶対的エース、岡田侑大選手の姿はありませんでした。

前節の京都ハンナリーズ戦において、激しいプレーの中でコールされたテクニカルファウルとアンスポーツマンライクファウル。その判定の影響により、この重要なダービー初戦が出場停止処分となってしまったのです。

「岡田がいない」。その事実はチームにとっても、我々ファンにとっても大きな不安要素でした。しかし、コートに立った選手たちは、その穴を埋めようと必死の気迫を見せてくれました。ボールに食らいつき、ディフェンスで体を張り、組織力で広島に対抗する姿には胸を打たれるものがありました。

試合結果:あと一歩届かず惜敗

試合は終盤までもつれる大接戦となりました。どちらに転んでもおかしくない展開の中、最後の勝敗を分けたのは、ほんのわずかな「ポゼッションの差」でした。

リバウンド一つ、ルーズボール一つへの執着、あるいは一本のシュートの精度。その紙一重の差で、島根は惜しくも敗北を喫してしまいました。会場全体が「惜しかった」というため息と、それでも戦い抜いた選手への拍手に包まれた夜でした。

【第2戦】12/14(日):岡田侑大帰還、スリーポイント量産で倍返し

明けて日曜日、第2戦。

カミアリーナの空気が一変しました。背番号がコールされ、岡田侑大選手がコートに戻ってきたのです。

「昨日の分もやってやる」

そんな気迫が、彼のプレーの一つひとつから溢れ出していました。試合開始からエンジン全開の岡田選手。昨日の鬱憤を晴らすかのように、得意のスリーポイントシュートが次々とネットを揺らします。

ディフェンスとの間合いを一瞬で作り出し、美しい放物線を描いて吸い込まれるボール。一本決まるたびにアリーナの歓声は大きくなり、その爆発力がチーム全体に勢いをもたらしました。

試合結果:島根スサノオマジックの快勝

「これぞエースの仕事」と言わんばかりの活躍ぶりは、まさに圧巻。彼がコートにいるだけで、チームのオフェンスのリズムが劇的に良くなるのがスタンドから見ていても分かりました。昨日の敗戦で沈んでいたムードを一掃し、広島ディフェンスを翻弄する姿は痛快そのもの。

岡田選手の活躍に呼応するように他の選手たちの動きも躍動し、終わってみれば島根スサノオマジックが見事な勝利を収めました。

総括:一勝一敗の痛み分けも、満足度の高い週末

激闘の週末を終え、広島ドラゴンフライズとの中国ダービーは「一勝一敗」で幕を閉じました。

  • Day 1: エース不在の中でのチームの結束と粘り
  • Day 2: 岡田選手の復帰による圧倒的なオフェンス力

初戦の接戦を落とした悔しさはありましたが、それ以上に第2戦での鮮やかなリベンジ、そしてエースの復活劇を目の当たりにでき、満足感でいっぱいです。

いない時のチームの頑張り、戻ってきた時の圧倒的な存在感。その両方のドラマを感じることができたのは、現地観戦ならではの醍醐味でした。

ハラハラドキドキし、悔しがり、そして最後は最高に喜んだ2日間。

やっぱりBリーグ観戦は最高です。この熱狂があるから、またアリーナに足を運びたくなるのだと改めて感じました。

Go! Susanoo Magic! 次の試合も全力で応援します。

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