脳性まひリハビリ方法

脳性まひリハビリ方法 脳性まひ

今回は、脳性まひのリハビリの方法について、当事者のぼくヒロヤスの受けてきたリハビリを振り返って記事を書いていこうと思います。

脳性まひのリハビリ方法

脳性まひのリハビリ方法は、身体の状態、筋肉の緊張状態や関節可動域・関節がどこまで動くか、何がどこまでできて、反対に何ができないのかで必要なリハビリ方法も変わってくると思います。

1. 脳性まひ症状の評価リハビリ計画を立てていく

ぼくのブログでは何度も書いていることですが、脳性まひは、脳の障がいされている場所によって症状が人それぞれ違います。なので、脳神経小児科や小児整形外科などを受診をして脳性まひという診断を受けてから、症状の評価をしていただいて、必要なリハビリの計画を立てていきます。

2. リハビリテーション:なるべく早く始めることが大切!!

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リハビリの計画を立てた後に本格的にリハビリが始まります。まずは、何ができるか、何ができないかを知ることから始まります。そのうえで、一人ひとりにひ必要で適切なリハビリを特に集中的に行われます。

3. リハビリテーションの種類:お子様に合わせたアプローチ

リハビリテーションにはいろいろな方法や役割があります。その中で、ワンチームで医師も含めて最適な方法を組み合わせることがぼくが受けていたときよりも増えてきているなという印象です。

  • 理学療法 (PT):運動能力の向上や改善(立つ、歩く、座るなど)のリハビリを担当してくださる方です。
  • 作業療法 (OT):日常生活動作の食事、着替え、歯磨きなどの工夫や日常生活用具の提案など日常生活のリハビリを担当してくださる方です。
  • 言語療法 (ST):話すに関すること、飲み込むこと、言語障害がある方にコミュニケーションの方法の提案をしてくださったり、口に関するリハビリを担当してくださる方です。

ボバース法上田法・ボイタ法:脳性まひの筋緊張を緩める代表的なリハビリ手法です。ぼくもボバース法と上田法を受けた経験があります。

4. 家庭でできるリハビリ:日常生活が自然とリハビリになる

ご家庭でも、遊びや日常の活動を通して、リハビリをサポートできます。

  • 遊び:体を動かす遊び、手を使う遊び、言葉を使う遊びなどを取り入れていくことで自然とリハビリになっていることが多いです。
  • 日常生活動作の練習: できるだけ自分で着替え、食事、トイレに行くなどは、本当に代表的な家庭でできるリハビリだとぼくの経験から言えます。
  • 5. リハビリはゆっくり長期的な視点で:リハビリは、長期的な視点でゆっくり行うことが脳性まひ当事者の立場から考えると非常に大事で、無理ないペースで進めることが長続きすると思います。困ったときは診断を受けた先生や、リハビリの担当の方に相談をしながら、定期的に体をチェックしてもらい計画を見直すことが大切だと思います。
  • 6. 家族の理解が欠かせない:病院、施設、自宅どこでリハビリをするにしてもご家族の理解やサポートは、欠かすことはできません。当事者にとってはリハビリをすることは、決して楽しくものではありません。どちらかというと嫌なものです。そういうときに一番身近にいる家族の声かけや、一緒に遊ぶなど、できるだけ普通に接することでかなりのサポートになると思います。

最後に


ぼくのこのブログが脳性まひのリハビリ方法についてお困りのご家族の方などに少しでも参考にしていだければ嬉しく思います。なお、内容に関しましては、ほぼ、ぼくの経験と主観で書いておりますので、書いてある内容がすべて正しいとは限りませんので、ご理解をよろしく願いします。

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