脳性麻痺(まひ)の最も多い原因について当事者のヒロヤスが思うこと

脳性まひ

今回は、脳性まひという身体障がいを持って生まれてくる原因について、当事者である僕が日頃感じていることをブログ記事としてまとめたいと思います。インターネットで検索すれば医学的な情報はすぐに見つかりますが、当事者の視点から、その原因をどう捉え、どう向き合っているかをお伝えします。

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「脳性麻痺(まひ)の最も多い原因」検索で出てくる医学的な原因と現状

なぜ、脳性まひという身体障がいを持って生まれてくるのか。今の時代、スマートフォンやパソコンで検索してみると、たくさんの「脳性まひ」に関する医療情報が出てきます。よく目にするのは、お母さんのお腹の中にいる妊娠中や、出産の前後、あるいは生まれてから数週間以内に、何らかの要因で脳がダメージを受けてしまったことで、脳性まひという診断名が付くという説明です。

具体的な原因や要因として挙げられるのは、低体重で産まれてくること、出産時の低酸素状態、妊娠中の母体の高熱、あるいは飲酒の影響など、調べれば調べるほどたくさん出てきます。今ところ医療現場では、脳性まひの起きる原因として言われいることが多いです。

医学の進歩と診断の限界

ですが、当事者のぼくが思うのは、どれだけ医学が進歩した現代であっても、生まれる前の検査である出生前診断で、脳性まひという明確な診断名がつくことはないということです。

結論から言えば、検査の結果として、もしかしたら、障がいを持っているかもしれないという可能性を知ることはできるかもしれません。しかし、その原因や要因が一体何であったのかという問いに対して、誰もが納得できるような、はっきりと言い切れるものは存在しないのではないかと、僕は考えています。

もちろん、これは専門医ではない、当事者の一人としての意見ではありますが、自分の人生を振り返り、多くの当事者と接してきた中で辿り着いた、一つの実感でもあります。

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原因を特定できないことへの不安

自分の子供が脳性まひと診断されたとき、親御さんが「どうして?」「何が悪かったのだろう?」と、執拗に原因を探りたくなる気持ちは、本当によく分かります。原因がはっきりすれば、これからの対策が立てられるのではないか、あるいは自分を責めることで、なんとか心の折り合いをつけようとしてしまうのかもしれません。

特にお母さんは、自分の生活習慣や体調管理に原因があったのではないかと、自分を追い込んでしまうこともあるでしょう。しかし、先ほどお伝えした通り、医学的にも明確な一点の曇りもない原因を突き止めることは、非常に難しいのが現実です。

障がいは欠陥ではなく一つの個性

ここで僕が皆さんに、最も強く伝えたいことがあります。それは、脳性まひという一括りの言葉であっても、一人ひとり症状は全く違うということです。

仮に、歩くのが難しくて車椅子に乗っている子がいても、話すことが難しくてコミュニケーションツールの支援が必要な子がいても、それは決して不幸なことでも、間違ったことでもありません。僕は、それらすべてを、その子が持つ大切な一つの個性として捉えてほしいと願っています。

車椅子は、その子が自由に世界を広げるための素敵な相棒です。コミュニケーションツールは、その子の豊かな内面を外に届けるための大切な鍵です。それらを使って生活している姿も、その子を形作る輝かしい一部なのです。

今を生きる子供たちの未来を見つめて

僕自身、これまでの人生で多くの壁にぶつかってきました。しかし、この体だからこそ気づけたことや、出会えた人々、そして感じられた幸せがたくさんあります。もし、僕が生まれてきた原因を誰かが完璧に特定できたとしても、それによって僕という人間や、僕が歩んできた道が変わるわけではありません。

大切なのは、過去に遡って原因を探し続けることではなく、今、目の前にいる子供がどう笑い、どうやって生きていくかを見つめることではないでしょうか。

親御さんたちには、ぜひお子さんの持つ障がいを、個性のグラデーションの一つとして考えていただきたいのです。今の世の中、どうしても原因を特定して安心したがる傾向がありますが、命の不思議や成長の過程には、理屈や医学だけでは説明できないことがたくさんあります。

最後に伝えたいメッセージ

はっきりとした原因が特定できないからこそ、その子がその子として生まれてきたこと自体に、何か大きな、そして深い意味があるのだと僕は信じています。

医学的な数値や、突きつけられた診断名に心を支配されすぎないでください。まずは目の前のお子さんの表情や、小さな、でも確かな成長の兆しを、一緒に手放しで喜んであげてください。当事者の僕から確信を持って言えるのは、障がいがあっても人生は十分に豊かで、自分らしく楽しむことができるということです。

この記事が、今、原因を探して不安な夜を過ごしている親御さんたちの心を、少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。

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