脳性まひの治療とリハビリ ヒロヤスの経験談

脳性まひ

脳性まひの治療とリハビリ ヒロヤスの経験談

この記事では、ぼくヒロヤスが脳性まひという障がいとどのように向き合い、治療やリハビリを続けてきたのか、その経験をこの記事で皆さんと共有したいと思います。

ぼくのこれまでの道のりが、同じような状況の方々や、脳性まひについて知りたいと思っている方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。


1984年に未熟児で大阪府で生まれる

1984年、ぼくは大阪府の関西医科大学附属病院で未熟児として生まれました。幼い頃、なかなか歩こうとしないぼくを両親は心配し、健診で訪れた保健センターで作業療法士さんに相談しました。

 そこで言われたのは、「成長に遅れがある」という言葉でした。その後、リハビリ専門のボバース記念病院を紹介され、小児整形外科を受診。そこでぼくは「脳性まひ」と診断されました。この診断が、ぼくのリハビリと手術治療の長い道のりの始まりとなりました。


17年間のリハビリ生活:ボバース法を受けてきた

ボバース記念病院では、17年間にわたりリハビリと治療を受けました。そこで行われたのは「ボバース法」というリハビリテーションです。ぼくなりの理解でボバース法について少し説明したいと思います。

 「ボバース法」は、脳性まひの主な特徴である筋肉の緊張を和らげ、体の動きをスムーズにすることを目的とした治療法で、ロンドンのボバース医師と理学療法士さんによって考えられました。

ぼくの場合、この「ボバース法」リハビリを通じて、日常生活での動きが少しずつスムーズになり、できることがだんだんと増えていきました。リハビリは決して楽なことばかりではありませんでしたが、担当の先生方や家族の支えがあり、諦めずに続けることができました。

まとめ

脳性まひという障がいを持って生まれたぼくですが、これまでの治療やリハビリの経験は、ぼくにとっては、とても貴重な経験ですし、ぼく自身が自分の身体を理解できるようになった、最初のきっかっけとなりました。

 困難なこともたくさんありましたが、その度に多くの人々に支えられ、乗り越えることができました。この経験を通じて、私は「諦めないこと」の大切さを学びました。もし今、脳性まひで悩んでいる方や、そのご家族がいらっしゃるなら、一人で抱え込まず、専門家や周りの人々に頼ってください。そして、小さな一歩でも前に進むことを恐れないでください。私もこれからも、自分らしく、前向きに生きていきたいと思います。

社会医療法人大道会 ボバース記念病院」へのリンク

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最初に「脳性まひ」という診断を受けてそれから、このボバース記念病院には、17年間リハビリと治療をしていただきました。


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