脳性まひは、障がいの程度によって運動機能や日常生活を送る上で難しいことがある障がいです。今回は、脳性まひ当事者のぼくヒロヤスなりに理解していることをブログを書いていきたいと思います。
どんな症状があるの?
症状は本当に人それぞれあって、自分のことが自分でできる軽いの人、ぼくのように電動車いすを使っていて、少しサポートがあれば話せる人、人工呼吸器をつけていて痰の吸引など医療的ケアが必要な重い症状の人もいます。
主な症状としては、4つあります
- 筋肉の緊張が入る:「筋肉に余計な力がはいってしまい、かたくなること」「自分が動かそうとお思っていなくても、勝手に足がピーンと伸びてしまう」など、筋肉の状態で1日1日の生活のリズムが変わることがよくあります。
- 歩き方の特徴:「つま先立ちで歩く」「内股・足が内側にねじれるように歩く」などが多くの脳性まひ当事者にある特徴的な歩き方をすることがあります。ぼくヒロヤスも子どものときPCWという歩行器出歩いていたとき、足がまっすぐ出ずに内股で出てしまうことがよくありました。
- 発達の進み方: 首のすわり、お座り、ハイハイ、歩くなどの発達がゆっくりになることがあります。
- 細かい動きの苦手さ: 物を掴む、服のボタンをかけるといった、手先の細かい作業が苦手なこともあります。
運動機能以外の症状
- 知的発達の遅れ: 知的な発達がゆっくりになることがあります。
- 言葉の発達の遅れ: 言葉を話すのが遅れたり、発音がはっきりしないことがあります。
- 視覚・聴覚の障害: 目や耳の機能に障害がある場合もあります。
- てんかん: てんかん発作が起こることがあります。
- 飲み込み・食べることの難しさ: 食べ物を飲み込んだり、食べたりすることが難しいことがあります。
最後に皆さんに知っておいてほしいこと
- 最初にも書きましたが、脳性まひの症状は本当に人それぞれです。
- 運動機能だけでなくて、感覚機能が過敏であったり、大きな音にビックリしやすかったりということがあります。
- 脳性まひ当事者1人1人に合った支援をしていただきたいというのが当事者の願いです。
ぼくのブログが、脳性まひの障がいにについて知るきっかけになれば嬉しいです。
もし周りに脳性まひの方がいたら、このブログを少しでも思い出していただいて温かく手助けをしていただければと思います。
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