島根対滋賀激戦の2日間1勝1敗「ヒロヤス観戦記14」

バスケットボール

雪の鳥取で灯ったバスケットボールの熱源「島根対滋賀」

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冬の山陰地方を象徴するような、深い雪が降り積もる週末となりました。普段は静かな鳥取県内の会場付近も、この日ばかりは特別な高揚感に包まれていました。何より驚かされたのは、足元の悪い大雪というコンディションにもかかわらず、会場を埋め尽くした大勢のファンの姿です。年に一度だけ、この場所でプロバスケットボールの興奮を味わえる。その期待感が、降り続く雪の冷たさを上回る熱気となって、アリーナ全体を包み込んでいました。そんなBリーグバスケットボール島根スサノオマジック対滋賀レイクスの試合をぼくヒロヤスはDAZN(ダ・ゾーン)の配信で観ていました。

この2日間、コート上で繰り広げられたのは、まさに執念と修正力のぶつかり合いでした。初日の圧倒的な展開から、二日目の意地の反撃へ。ブースターさんたちは、ただ試合を眺めるだけでなく、吹雪を突いて会場に駆けつけた自らの熱量をコートに投影し、選手たちと共に戦っていたように感じます。結果として残った「1勝1敗」という数字以上に、そこには深いドラマが刻まれていました。

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完敗の初日、沈黙を破るアウェーの勢い

初戦は、多くの島根スサノオマジックのファンにとっては試練の時間となりました。試合開始直後から、相手チーム滋賀レイクスの精度の高い攻撃と、隙のない守備に翻弄される展開が続いたのです。点差が離れていく島根スサノオマジックの岡田選手を初めとする多くの選手が欠場しているのが痛いなと感じました。

しかし、どれだけ点差をつけられても、客席からの応援が途切れることはありませんでした。大雪の中、苦労して会場にたどり着いたファンだからこそ、最後まで奇跡を信じて声を送り続ける。その光景は、スポーツが持つ「場所」の力を再認識させてくれるものでした。結果としては、完敗と言わざるを得ない内容でしたが、この初日の悔しさが、二日目の劇的な展開への伏線となっていたのは間違いありません。

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修正と執念が呼び込んだ、二日目の逆転劇

明けて二日目、雪は依然として降り続いていましたが、アリーナ内の空気は昨日とは明らかに異なっていました。敗戦から何を学び、どう立て直すのか。ホームチームが序盤から見せたのは、文字通り「死力を尽くす」ディフェンスと、泥臭くルーズボールに飛び込む姿勢でした。

昨日の試合で課題となった連携のズレを修正し、一人ひとりが自らの役割を全うする。PG・ポイントカードの中村選手、能見選手選手が点を取りチームを引っ張ってその意志の強さが、昨日まで鳴りを潜めていた攻撃のリズムを呼び戻しました。点差が詰まり、ついに逆転した瞬間の地鳴りのような歓声は、鳥取開催を待ちわびていた人々の感情が爆発したかのようでした。追いすがる相手を振り切り、最後のブザーが鳴った瞬間の解放感は、まさに連戦の醍醐味を凝縮したものでした。

1勝1敗、数字以上に得られたもの

終わってみれば、この2連戦は1勝1敗という痛み分けの結果に終わりました。勝負の世界である以上、連勝を逃した悔しさは残るかもしれません。しかし、一年に一度の鳥取開催という舞台で、これほどまでに感情を揺さぶる試合が展開されたことには、大きな意味があったと感じます。

大雪という悪天候は、皮肉にもファンの忠誠心と熱量を証明する形となりました。あの寒さの中で試合をした選手たち、そして会場に足を運んで、そして現地には行けなかったけど地元鳥取県の開催で嬉しかったぼくヒロヤスが2日間で目撃した激闘の記憶は、セットになって長く心に残るはずです。完璧な勝利ではなかったからこそ、次への渇望が生まれ、また来年の開催を強く願う。この週末、鳥取の地で共有されたのは、スコアボードの数字を超えた「バスケットボールがある日常」の尊さだったと思います。

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