脳性麻痺(まひ)と知的障害との関係
今回のテーマは、Googleで検索されることが多い「脳性まひの障がいに知的障害は伴うのかどうか」についてです。これは非常にデリケートな問題ですが、当事者であるぼくが日頃感じていることを、一つの考え方としてお伝えしたいと思います。
脳性まひと「脳のコントロール」の関係
ぼくのこのブログで何度も書いておりますが、脳性まひという障がいは、脳が何らかの要因で傷ついてしまうことで、主に運動障害が起こってしまうことが多いです。
脳は、ぼくたちの体の動き、考え、理解、行動などのすべてのコントロールを行ってくれています。そのため、どうしても発達のペースがゆっくりなので、ほかの方との「できること」や「できないこと・難しいこと」が、はっきり出てきてしまうのだと思います。
「ゆっくり」なペースで向き合う日々
ぼくたち当事者は、まずは「動く」「話す」などの日常生活から改善が必要で、リハビリがスタートします。どうしても「勉強」や「理解」という部分でもペースがゆっくりなので、何かに答えようとしても、ハッとすぐに答えられないことも多くあります。
こうした背景があるため、周囲からは「理解ができていないのではないか」と思われがちですが、それはあくまで発達のスピードや表現の仕方の問題ではないかとぼくは考えています。
脳性まひに知的障害があるという明確な根拠
今回の本題ですが、脳性まひという障害に「知的障がいがある」という明確な根拠はないのではないかな、とぼくヒロヤスは思います。脳性まひの障がいも、一人ひとり違います。
てんかんの発作を持っている人もいれば、とても重度で人工呼吸器が必要な人もいます。ぼくヒロヤスのように電動車いすに乗っていて、中程度の身体障害がある人もいます。
ぼくは養護学校(特別支援学校)の卒業で、勉強はあまり得意なほうではありませんし、世の中の難しいことがすべて分かっているわけではありません。ですが、何とかパソコンやスマートフォンを使って、こうやってブログを書いて情報発信をすることができています。
医学の結論と、ぼくが伝えたいこと
今の医学は、診断名などで数値を出して、すぐに結論をつけようとしている流れがあるように思います。でも、「脳性まひだから知的障害がある」というふうな考え方は、やっぱり違うんじゃないかなと思うのです。
身体の不自由さや反応のゆっくりさだけで、その人の知性まで決めつけてしまうのは、その人の可能性を狭めてしまうことになりかねません。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 脳性まひといっても、その人の状態や考え方はそれぞれ違います。この記事が、少しでも脳性まひへの理解を深めるきっかけになれば嬉しいです。

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