季節の変わり目に立ち止まって
早いもので、カレンダーをめくれば今日は2026年3月16日。3月もいよいよ中旬に入りました。窓から差し込む光が少しずつ力強さを増し、冷たかった風の中にふっと春の匂いが混じるのを肌で感じる季節です。
世間を見渡せば、3月はまさに「変化」の季節です。年度末ということもあり、仕事では決算作業に追われる人、人事異動で新しい環境への準備を始める人、あるいは卒業や入学を控えて胸を高鳴らせている人など、社会全体がどこか慌ただしく、それでいて新しい始まりへの予感に満ちています。
そんな喧騒を遠くに感じながら、僕、ヒロヤスは今、自分自身の歩んできたこの半年間と、これから迎える新しい年度について静かに思いを巡らせています。
スポンサードリンク大きな転機となった「在宅就労」への挑戦
僕にとっての大きな変化は、世間より一足早く、昨年2025年の8月に訪れました。それまで続けてきた「通所での就労」から、現在の「在宅での就労」へと、働き方の形を大きく切り替えたのです。
脳性まひという障害と共に生きる僕にとって、毎日の移動や通所は、体力的な面でも精神的な面でも決して小さな負担ではありませんでした。もちろん、通所先で仲間と顔を合わせる楽しさもありましたが、「もっと自分の得意なことを、自分に合った環境で活かせないだろうか」という思いがずっと心の中にありました。
そこで一歩踏み出したのが、在宅ワークという選択でした。もともと趣味で慣れ親しんでいたパソコンの知識を仕事に活かせるのではないかと考えたのです。
スポンサードリンクパソコンと共に歩む、充実した日々
在宅就労に切り替えてから、約半年が経過しました。結論から言えば、この決断は僕にとって非常に正解だったと感じています。
現在の主な業務では、これまで趣味として積み上げてきたパソコンのスキルを存分に発揮できています。自分が得意なこと、好きなことが誰かの役に立っているという実感は、何にも代えがたい喜びです。通勤に費やしていたエネルギーをすべて仕事や自己研鑽に注げるようになったことで、作業の効率も上がり、結果に対しても自分自身で満足できるようになりました。
また、仕事だけでなくプライベートでもiPhoneやパソコンを駆使して情報を集めたり、こうして発信したりすることが、僕の生活の大きな柱になっています。テクノロジーの進化のおかげで、家の中にいながらも世界と繋がり、自分の可能性を広げられる。そんな今の環境に、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。
便利な反面で見えてきた「疲れ」との付き合い方
しかし、半年間この生活を続けてみて、課題も見えてきました。それは「体調管理」の難しさです。
仕事でも趣味でも、起きている時間の多くをパソコンの画面やiPhoneの操作に費やしています。脳性まひの特性上、集中して作業を続けると、本人が自覚している以上に体に力が入ってしまい、筋肉の緊張や疲労が蓄積しやすくなります。在宅だからこそ、オンとオフの切り替えが曖昧になり、ついつい根を詰めてしまうこともありました。
「好きなことだから」と夢中になるのは良いことですが、長く続けていくためには、自分の体の声に耳を傾けることが不可欠です。最近では、意識的にタイマーをかけて休憩を入れたり、画面から目を離して遠くを眺めたりと、自分なりの「休み方」を模索しています。
「頑張りすぎないことを頑張る」。これが、在宅ワーク半年を経て僕が学んだ大切な教訓です。
2026年度に向けて:一歩ずつ、着実に
あと半月もすれば、いよいよ2026年度が始まります。4月からの新しい年度に向けて、僕の心は今、穏やかな意欲に満ちています。
これまでの半年間で作ってきた在宅就労のリズムをさらに整え、より精度の高い仕事をしていきたい。そして、培ったパソコンの知識をさらに深め、新しいことにも挑戦してみたいと考えています。
もちろん、無理は禁物です。3月の柔らかな日差しのように、焦らず、急がず、自分のペースを大切にしていきたいと思います。体調と相談しながら、しっかりと休息を取り、万全の状態で新しい年度を迎えたい。それが今の僕の、ささやかで、かつ力強い目標です。
それぞれの春を歩む皆様へ
3月の風は、時に冷たく、時に温かく、私たちの背中を押してくれます。変化の多いこの時期、皆さんもきっと、それぞれの思いを抱えて過ごされていることでしょう。
僕、ヒロヤスも、自分の部屋の窓から見える景色や、パソコンの画面越しに感じる季節の移ろいを楽しみながら、僕らしい一歩を刻んでいくつもりです。
2026年度も、皆さんにとって、そしてぼくヒロヤスにとっても、実り多き素晴らしい一年になりますように。まずはこの3月を、一日一日大切に過ごしていきましょう。
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