脳性まひ 英語 CP意味

脳性まひ
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医療いりようや福祉の分野に携わる方、あるいは脳性まひの当事者やご家族であれば、「CP」という略語を頻繁に耳にするのではないでしょうか。これは、脳性まひを指す専門的な略語として広く使われています。特に、病院でのケーススタディや症例検討会、リハビリテーションの現場などでは、診療記録や会話の効率化のためにこの略称が用いられます。

私自身、子ども時代に入院していた際には、その意味がわからず、大人になってからインターネットなどで調べて初めて「CP」が何を意味するのかを正確に理解しました。自分の障害を指すこの言葉の正式な意味を知ることは、当事者としての自己理解を深める上で非常に重要です。

2. CPの正式せいしき名称と語源:Cerebral Palsy(セレブラル・パルシー)

「CP」は、英語の正式名称である**「Cerebral Palsy(セレブラル・パルシー)」**の頭文字を取った略称です。この名称は、脳性まひという状態を非常に端的に表現しています。

この語は、二つの重要な単語で構成されています。

  • Cerebral(セレブラル): 「脳の」「大脳の」を意味する形容詞です。脳性まひが、脳の損傷に起因する障害であることを示しています。
  • Palsy(パルシー): 「麻痺(まひ)」を意味する名詞です。運動機能に影響を与える状態を示します。

この組み合わせから、「脳に起因する麻痺」という直訳が成り立ちます。医療現場で使われる「CP」という三文字は、この病態の根本原因と結果を簡潔に示しているのです。この語源を知ることは、脳性まひを理解するための基礎知識となります。

3. 脳性まひとは何か? 医学的な基本的な理解

脳性まひは、正式には「出生前、出生時、または生後間もない時期に生じた、非進行性の脳の損傷によって引き起こされる、永続的な運動機能および姿勢の障害群」と定義されます。

重要な医学的ポイントは以下の通りです。

  1. 非進行性(進行性がない): 障害の原因となった脳の損傷自体は、時間とともに悪化したり進行したりすることはありません。しかし、成長に伴う二次的な症状(関節の変形など)には注意が必要です。
  2. 影響の多様性: 損傷した脳の部位や程度によって、症状は一人ひとり大きく異なります。主に運動機能に影響が出ますが、視覚、聴覚、言語、認知機能などに合併症を伴うこともあります。
  3. 主な病型:
    • 痙直型(けいちょくがた): 筋肉の緊張が強く、こわばりが見られるタイプで、最も多く見られます。
    • アテトーゼ型(ディスキネジア型): 意図しない不随意運動(体が勝手に動いてしまうこと)が見られるタイプです。
    • 失調型: バランスや協調運動が苦手で、ふらつきやすいタイプです。
    • これらの特徴が混ざった「混合型」もあります。

自身の症状や必要なリハビリテーションを正確に把握するためにも、この医学的な背景を知っておくことは欠かせません。

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4. 当事者が英語名を知ることの意義

なぜ、私たちは「Cerebral Palsy」という英語の正式名称を知る必要があるのでしょうか。

  • 国際的な情報へのアクセス: 脳性まひに関する最新の研究や治療法、福祉機器の情報は、多くが海外から発信されています。インターネットで情報を検索する際、「Cerebral Palsy」というキーワードを使うことで、日本語の情報だけでは得られない、より深く、幅広い情報を手に入れることができます。
  • 対外的なコミュニケーション: 海外の方との交流や、国際的な場に参加する際、自分の障害を正確に伝えるには「I have Cerebral Palsy」や「I am a person with Cerebral Palsy」といった表現が不可欠です。正確な用語を知っていることは、社会参加の機会を広げることにもつながります。
  • 権利擁護の文脈: 国際的な会議や文書において、障害者の権利擁護やインクルージョンを議論する際、共通言語としての正式名称を知っていることは、自分の主張を正確に伝える力になります。

5. まとめ

「CP=Cerebral Palsy」は、脳性まひという障害の本質を表す重要な用語です。この用語を正しく理解し、語源を知ることは、医療や福祉サービスを適切に利用し、さらには国際的な情報にアクセスし、自己の状況を正確に伝える上で大切な一歩となります。

自身の身体と向き合い、情報を主体的に活用していくためにも、この「Cerebral Palsy」という言葉をぜひ知識として備えて活用してください。

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